日本ではメディアを中心によく誤解されているが、ダカール・ラリー(通称パリダカ)はラリーレイドと呼ばれる競技の一地方戦に過ぎず、本項で述べているラリーとはまったく違う形態の競技である。いわゆるラリーは「道」を舞台に戦う競技であるのに対し、ラリーレイドは荒野を走ることを基本としており、その他競技の形式やルール面で多くの差異が存在する。
競技車輌と、オフィシャル側の計測車輌とのトリップメーター誤差(タイヤの減り方や空気圧、製造誤差などにより、全ての車両のメーターが同じに出るとは限らず、そのまま競技を行うと、車により距離の違いが出てしまう)を修正するために、スタート地点から一定距離にOMCP(オド・メーター・コントロール・ポイント)を設け、そこでのオフィシャル側の計測車輌との距離の誤差を修正係数として、以降の指示速度を修正する。
ルートマップ上のOMCPの地点には、オフィシャルが計測したスタートからの距離が記載されている。 この記載されている距離が、例えば10.0kmであるのに対して、自車がスタートからこの地点まで来た時のトリップメーターの数字が11.0kmであった場合、修正係数は 11.0/10.0 即ち1.1となり、自車は指示速度に1.1を乗した速度で走る必要があるわけである。
この修正係数及び指示速度の算出には、古くは筆算、計算尺、歯車式計算機などが用いられた。 しかし、交通戦争などの社会事情からラリーへの風当たりが強くなると、ラリーは指示速度が頻繁に変更される計算ラリーと呼ばれる形態に姿を変えて行き、簡単な算出方法が必要とされるようになった。
この需要に答えたのが、円盤と呼ばれるラリー専用の計算尺であった。これは、互いの角度を固定できる2本の針をもった円盤式計算尺で、まず一方の針をルートマップ上のOMCPの距離(先の例の場合 10.0)の目盛りに合わせ、もう一方の針を自車がこのOMCPまでに走った時点でのトリップメーターの距離(先の例の場合 11.0)の目盛りに合わせて、2本の針の角度を固定する。その後、最初の針を指示速度の目盛りに合わせると、もう一方の針が指す目盛りの速度が、自車が走行すべき速度になるというものであった。
しかし1980年代にトリップメーターと計算機が内蔵された専用のラリーコンピューターが出現し、これらの算出用具を一掃した。現在のラリー競技においては、ラリーコンピューターは必需品といえる。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
ラリー、この前テレビでみたらはまってしまいました。
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